日本生物地理学会 2010年度大会シンポジウム

黒田長久博士追悼シンポジウム ― 黒田長久先生を偲んで

2010年4月4日(日)15:00-17:40
立教大学14号館 D309号室(〒171-8501 東京都豊島区西池袋3-34-1)


[趣旨] (森中 定治)

  本日は,お忙しいなか黒田長久先生追悼シンポジウム「黒田長久先生を偲んで」にお出でくださり, 有り難うございました.また,ご講演くださる諸先生,協賛くださった(財)山階鳥類研究所, 日本鳥学会,(財)日本野鳥の会に厚く御礼申し上げます.
  黒田長久先生は,1928年(昭和3年)の日本生物地理学会開設当時から お父様の黒田長禮先生と共に当学会のために尽力され,学会長を務められそして2004年(平成16年) から当学会名誉会員としてお力を頂きました.
  私が学会長となって以来の新しい試みであるミニシンポジウム「次世代にどのような社会を贈るのか?」 についても強い賛同とご助言をいただき,また1999年度に創刊した日本生物地理学会英文誌 「Biogeography」については,表紙のマークとして五角系に配置された5種類の生物のうち, 大鳳鳥(ゴクラクチョウ)のご自身の水彩画をお貸しくださいました.
  鳥類の研究の他,絵や音楽も深く愛されました.人間社会の成長と当学会の発展をいつも心に留めてくださいました.
  本日ここに黒田長久先生を偲び,生前のご厚意に厚く御礼申し上げます.